ベトナムでバイクの駐車チケットを失くすとかなり面倒くさい

ベトナムでバイクの駐車チケットを失くすとかなり面倒くさい

駐車場っていいですよね!

東京都内のたとえば千代田区や港区あたりだと、ちょっとしたワンルームの家賃くらいする駐車場の利用料金ですが、23区以外も含めた全駐車料金の平均値を取るとなんと月3000円なんだそうです嘘です。

今回は前回の、時系列的には続きモノ。

 

バイク駐車場のチケットを失くしました。

ベンタイン市場での取材を終えた後、預けたバイクを取りに戻ったところなんとチケットが見当たらず。

ホーチミン市内だと大抵のお店や駐車場で紙切れやカード型の引換用のチケットを渡されるのですが、ポケットを探っても探っても悲しいことにそれを紛失してしまった模様。

コレが何処かのカフェや飲食店なら徹底的に探すものの何せココはベンタイン市場。
正直、見つかる訳が無い、あったとしても踏みしだかれて原型を留めていない可能性が高い。

止むを得ず駐車場の頑固そうなオヤジに状況を説明しようと試みる。

 

ネルソン「アイ・ロスト・チケッ
糞オヤジ「ゲエエエェェェッッットアウトオオオォォォ!!」

 

ビックリした、本当にビックリした。

想像していた5倍くらいの勢いで怒られた。

 

が、待て。オイ待て。

何故、チケットを失くしただけで怒られなければならない!
何故、さも俺がテメーのモノを盗んだかの様に怒ってくるんだよ!!
ひとたびそう思い始めるとこちらのボルテージも上がってきてキレ気味にバイクのシートを叩き叫ぶ!!!

 

ネルソン「アイロ
糞オヤジ「ゲエエエエエェェェェェッッッッットアウトオオオオオォォォォォ!!!!」

 

すみませんチケット失くして本当にすみませんでしたすみません、すみません…すみません…。

 

こうなってしまっては仕方がありません。

頼みの綱である、友達の、日本語の話せるベトナム人「たまちゃん」に電話します(名前を和訳すると「たま」になるのです)。

 

ネル「かくかくしかじか」
たま「あー…それは…大変ですねー…」

 

た、大変なのか…。

そのあとでたまちゃんに糞オヤジと電話口で話して貰い、結果、保証人となるベトナム人やホーチミンの居住証明書などが必要だということに。

ひとまず今は準備が足らないので一旦帰宅。
翌日、たまちゃんに付いて来て貰うことになりました。

 

~翌日~

 

中央に見える「GIU XE」が、件の駐車場。和訳するとそのまんま「駐車場」らしいです。
正直、昨日の「ゲエエ(略)」が耳に残り過ぎてわたくし怯えております。

 

完全にこんなヴィジョンで見えています。ちなみに、この「ドドド」は僕の鼓動と思ってください。

 

今回、僕が持っていったモノはコチラ。

念のためなだけで、詳細は後述しますが全て必要という訳ではありません。
パスポート、バイクの所有証明書、そして他人に黒を白と言わせることができる魔法の紙キレです(¥380)。

 

たま「水嶋さん。」
ネル「これはこれは…お手数をお掛けしまして…」

 

一連のやりとりを再現します。

たまちゃんと合流しました。

はい、ビックリしましたね?ビックリしてくださいましたよね?
ビックリしないと先へ進めませんよ、じゃあビックリさせた体でいきますね? ?

 

はい。

 

ビックリさせてすみません、今回は写真をほぼ撮っておりません。

というのも、バイクを取り返すのに付き合ってくれと呼んでおいて、その様子をパシャパシャ撮っては彼女と俺の友人関係すら損ない兼ねないと思ったゆえに。

 

もし僕が逆の立場で、

 

異邦人「水嶋サン~、自転車ガ撤去サレタノ付イテキテ!」
ネルソ「はいはい。」
異邦人「パシャ!」
ネルソ「え、うわ、何いきなり撮ってんの!?」
異邦人「コレ、ブログ二、アップシマ~ス!!」

 

こんな対応をされた日には普通にマジビンタです。
そのため、玉はたまちゃん、ベヘリットは僕に置き換えて下さい。

 

早速、たまちゃんにバイクの所有証明書を提出。
て、なんだコレ、完全に物陰に隠れてるストーカーじゃないか。

 

そして、糞オヤジと兄ちゃんといくらか話した後で、コピーを取ってくると言い残しバイクで颯爽と走り去っていきました。

駐車場の前にて待ちぼうけ。
僕が突っ立っていることもお構い無しにバイクの出し入れは行われます。

ホーチミンの街角で、ただ何もせず立っている。
まるで大木の様に…一体僕は何をしているんだ…ちょっとした精神修行かも知れない。

およそ20分後、たまちゃんカムバック。
いくつかのコピーを糞オヤジに渡し、紙に何かを書き出した様です。

 

あ、これ、あれだわ。
ベトナム語だから全く分からんけど多分念書だわ。

そうして最後に30,000VND払い、僕のバイクは無事手元に返って来ましたとさ。無事解決。

もうマジでたまちゃんには頭が上がらないです。
エンジェル・イン・ザ・ホーチミン・シティ、ありがたやありがたや。

 

結局、その場で必要だったものは以下の通りでした。

 

・バイクの所有証明書のコピー
・たまちゃんのホーチミン居住証明書的なやつのコピー
・「反省してます」的な念書(たまちゃんが書いてくれた)
・30,000VND(これは単純に延滞分も含めた駐車料金だと思います)

 

その後、この一件について色々な人に話したところ、いくつかの興味深いフィードバックが返って来ました。

 

・今回の駐車場は恐ろしく評判が悪かった

 

ネル「バイクのチケット失くしちゃって大変だったんですよー」
友人「あーそれは仕方がないね、ちなみに何処で?」
ネル「ベンタイン市場の西側です」
友人「あのオヤジ腹立つよね!」

 

みたいな。

外国人嫌いなんじゃないかという意見もある一方で、同じベトナム人から見ても厄介に感じるという話もあったそうです。
チケット紛失のリスクはものすごく高いけど、今回の現場については特に面倒臭いケースだということだそうです。

絶対に失くさない自信があるならいいんですが、ベンタイン市場ならちょっと離れたところを探して停めた方がベターかと思います。

 

・方法は場所によってまちまち

 

今回はベトナム人の友達に保証人になって貰う形になりましたが、場所によってはバイクの所有証明書と念書の二つ程度で済んだりもするそうです。
しかも、日本語の念書でも通ったりするんだとか(その人は「馬鹿野郎」と書いたそうで)。

 

・とにかく失くさない

 

コレを言っては身も蓋も無いんですが、失くさないこと。
日本だと顔を覚えて貰ってさえいれば融通を利かしてくれますが、習慣なのか何なのか分かりませんが出すもん出さないと返してくれません。

ここで言葉の壁がデデーンとそびえることに。

バイクの鍵に付けるキーホルダーで、チャック付きのカード入れが付属しているものがあるそうなので、チケットをその中に入れる習慣を付けていると高確率で避けられるかと思います。

 

…と、いったところですね

今回は完全にベトナム在住者向けの苦労話になってしまいました。
それに、やっぱり画像が不足しているとちょっとアッサリしちゃうかな。

次回は、「ベトナムでサッカー観戦をする方法」をお送りしたいと思います。

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