バドミントンっていいですよね！

たまに『バトミントン』なのか『バドミントン』なのかややこしくなる『バドミントン』ですが、『バドミントン』が強いとされる神奈川では前者の名前で呼ばれている割合が高いそうです嘘です。

 

バドミントン言い過ぎた。

 

12月29日、日曜日ー。

 

ホーチミン市10区にあるLe Thi Rieng公園では、

 

JAPAN漫画フェスなるイベントが行われておりました。

 

周辺にはコスプレ衣装に身を包むベトナムのアニメオタク達。

 

コスプレ部分が大剣だけという何がしたいのか分からない青年もいれば、

 

一見してベトナムの未来がちょっと心配になるくらいの猛者までおりました。

 

このフェスの目玉は何と言っても！

 

日本でも『千年に一度の美少女』と話題沸騰中の橋本環奈ちゃんが来ているということ！

と、はい、JAPAN漫画フェスの紹介はここまで。

 

同じものではないですが、過去に書いたこちらの記事をご覧くださればと思います。

 

ベトナムでマンガフェスを楽しむ方法
ミクも！腐女子も！超大型巨人も！ベトナムのオタクの祭典・マンガフェス2013へ行ってきた。

 

さて、今回の本題へ…。

 

ベトナムのオタク達による興奮と熱気が渦巻く会場。
その裏手にある雑木林にて、また新たな熱源が生まれつつあった…。

 

ネルソン「ヒャッハー！土まみれの苦渋をご馳走したるぜ沖縄人！！」

 

宮国さん「ぬーやんば！ウヌクトゥバうぬままけーすよや大阪んちゅ！！」

沖縄の方言の解読も気になるところですが、我々は何をしようとしているのか。

まずはそちらを説明しましょう。
テニス？それともバドミントン？？…いいえ、違います。

 

そのスポーツの名は、蚊トリミントン。

 

ベトナムなど東南アジアでは蚊よけ対策として、このようなものが使われています。

 

一見してラケットのようですが、手元にあるスイッチをポチッと押せば…。

 

バリバリバリ～とガットに当たる部分に電流が走るんです（パッと見だと変化はない）。

そんなラケットで蚊や小蝿などを叩いてみれば『パァン！』と大きな破裂音と青白い閃光がスパークし、2秒後には床に虫の死骸がコロッと転がっているという、まさしく汎用対虫決戦兵器。

この形状を利用して実際にバドミントンをやってしまうという『蚊トリミントン』は、健全に身体を動かしながら、かつ蚊を退治することによって世の中から少しでもデング熱を滅ぼすことが出来る、『人類史上かつて類を見ないほどに人間に対してとっても優しい画期的な競技』なのである！

 

ただ、ひとつ、今回の記事をお送りする上で皆さんに謝らないといけないことがあります。

 

既に夕暮れ時の暗くなった中で動き回っているということもあって、

 

これでもかというくらいにブレまくっています。

 

最後までお付き合いいただければ幸いです。

 

というか、そもそもあれだ。

 

意外にバドミントンになってんね！！

 

ラケットの形をしているとはいえ、そもそも何の伸縮性も無い蚊取りラケットで何処まで出来るかと思っていたら、なんてことはなく全く問題なく打てています。難点はせいぜい、初速が出ないということくらい。

 

 

 

 

ネルソン「消える魔球！（腕が）」

 

宮国さん「なんのー！」

 

 

ネルソン「消える魔球！（両腕が）」

 

宮国さん「ちょ…ネルソンさん！（パァン）」

 

ネルソン「勝負の最中にお喋りとは！（パァン）」

宮国さん「ラケット、全然スパークしてなくないっすか！？」

 

ネルソン「あ、ほんとだ」

 

という訳でラケットを新しいものに持ち替えて、試合再開！

 

宮国さん「消える魔球！（両腕と右足が）」

 

ネルソン「消えればいいってもんじゃねー！（パァン）」

 

バチィン！

 

ネ＆宮　「！？」

宮国さん「で！」

ネルソン「出た！」

 

スパークが出た！これからが蚊トリミントンの真骨頂だ！！

 

 

バチィン！それからというもの、

 

バチィン！思いのほか連発するスパーク。

 

宮国さん「消える俺！」

ネルソン「！？」

 

ネルソン「センターに寄る俺！」

宮国さん「！？」

 

撮影者「あっ…痒い！足が痒い！ここに蚊がいる！」

ネ＆宮「何ー！？」

 

ネルソン「今助けるぞー！（ブンブン）」

 

宮国さん「負けんなよー！（ブンブン）」

バチィ！

ネルソン「よし、殺した！」

宮国さん「はい、再開だ！」

 

～という訳で試合結果です～

 

宮国さん「勝ちました」

ネルソン「負けました」

 

だって、宮国さん、元バド部だし…。

 

宮国さん「ところで思ったんですが…」

ネルソン「はい？」

宮国さん「あのスパーク、蚊じゃなくてシャトルが当たってるだけじゃないですか？」

ネルソン「！」

宮国さん「…」

ネルソン「…」

 

 

ネルソン「消える俺！！（ボヒュッ）」

宮国さん「！？」

 

 

皆さんも手元に蚊取りラケットがあればやってみてください。
スパークの原因がシャトルの衝撃だとしても、それはそれで楽しいです。
多分、蚊を解き放った個室でやったらマジでバチバチ鳴って面白いだろうね。