GETは「Global Education Tour」の略。公益財団法人「日本ユースリーダー協会」が主催する、日本の高校生・大学生の海外スタディツアープログラム。
ライター:ネルソン水嶋 公開日:2014/05/26
GETは「Global Education Tour」の略。公益財団法人「日本ユースリーダー協会」が主催する、日本の高校生・大学生の海外スタディツアープログラム。
ライター:ネルソン水嶋 公開日:2014/05/26
サインっていいですよね!
著名人が色紙などに書くサイン。
事の始まりは宝塚歌劇団員がバーでコースター裏に書き始めたことがきっかけで、初期の色紙は手の平サイズだったそうです嘘です。

グローバル・エデュケーション・ツアー、GET。
日本の高校生や大学生を対象にした、アジアを舞台とする海外研修型プログラム。
このたび主催団体のD.A.Y.から依頼を受け同行取材へ行ってきました、そのレポート第7弾!
いよいよ、GETでの2大ミッションのひとつが開始。
目的は、「ダナンの小学生に日本へ行きたくなる授業」を行うこと。
全チームが優勝を目指して、それぞれの特色を活かした授業の準備に取り掛かるのであった。
そして遂に小学校へ!国籍も世代も違う彼らを満足させることが出来るのか…GETもクライマーックス!
これまでの記事
GET1 内キーになっても大人は助けてくれない編
GET2 ワクワクダナン街歩き編
GET3 ホームステイと美しき夜景編
GET4 光と大理石の山・五行山編
GET5 ホイアンに生きる日本人編
GET6 そわそわ授業準備編
*

で、こちらが授業を行う小学校。

乗り込みます。

彼らを迎え撃つ小学生たち…太め多いな。

中庭に出ると、

校舎の廊下いっぱいに子供たちの姿が!

アメリカの監獄映画とかで見たことあるぞ、こんなシーン。

どれ、ちょっと教室を覗いてみよーっと…。

お!
ダナンの小学生は仲間を呼んだ!

おぉ!!
ダナンの小学生は仲間を呼んだ!

おおぉ!!!
ダナンの小学生は仲間を呼んだ!

ぬおおぉー!!!!
と、そうなんです、ベトナムの小学生はカメラ好き。
サイゴンの小学校へも行ったことがありますが、このようにカメラを向けると集まる集まる。
マドハンドか、というくらいに仲間を呼んで呼んで…最終的にフレームに収まらなくなります。
そして何より元気いっぱい!動くか喋るか笑っています。

日本からやって来た先生たちに興奮しっぱなしの子供たち。
現地学生のLeさん、手を叩いてよく通る声でまとめ上げます。

壇上で紹介される学生たち。
まずは自己紹介、そして授業内容の説明に入ります。

しかし、

自由奔放に振る舞う子供たち…果たして無事に授業が進行できるのか!?

想像とは違う、教室や子どもたちの反応。
学生たちも、実際の現場に合わせて臨機応変に対応します。

先生も不安なのか、

窓から様子を見つめています…って、ちょっと怖いわ。

このチームは福笑いがメイン、まずは日本の正月の紹介から。

話が始まるや否や集中して話を聞く子供たち。

うむ、真面目だな。

鼻クソほじっている以外は真面目だな。
ここはもう大丈夫そうかな…。
授業を行っている教室は全部で4つ、他も回ってみることにしましょう。

ここはー、

折り紙ね。

全然関係ないけど、さっきから妙にメガネ率が高い。

作っているものは、

ミッキーマウスのようです。

うん、盛り上がってる盛り上がってる。
つるさん、このままジャージを着せたら小学校の先生でいそう。

このチームは…あ、あの紙相撲ね。

あと、これは…。

新聞紙の兜か、懐かしいなぁ。

兜=侍・強いという構図はこちらでも同じ。

このチームはけん玉!

落ち着いて…

成功!

何故か先生も…

成功!
他にも、

折り紙の手裏剣を教えていたり、

紙風船を飛ばして遊んでいました。
小学生に向けて日本を紹介となると、やはり昔ながらの遊びに集中するようです。
が、それが見事に子供たちのツボにハマり、どの教室からも賑やかな声が聴こえていました。

さて、そろそろ福笑いのチームの教室に戻ってみよう。
※写真は教室の様子が気になる先生と他クラスの生徒(授業は?)。
教室 「わははは!あははははーっ!!」
ネルソン「!?」




なんかえらい盛り上がってる!

福笑いの面白さはベトナムの子どもにも伝わるらしい。
そうしてダナンの小学生への「日本へ行きたくなる授業」は終了。
皆さん、底なしの元気を見せる子供たち相手に…お疲れ様でした。
さて、撮影もお終いだな、そろそろ出ようかしら…。
ガラッ

小学生 「サイン!」
ネルソン「えっ?」

小学生 「サインくれ!ここに!」
ネルソン「どういうこと??」

小学生 「サーイン!サーイン!サインおくれよ!」
ネルソン「べとまるってそんなに有名になってたの!?」

…ーって、思ってたら比留川さんも!

健太郎さんもサイン攻撃を受けている!
あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!
俺は教室を出たと思ったら小学生にサインを求められていた。
な…何を言っているのかわからねーと思うが俺も何をされたのかわからなかった…。
と、はい、よう分からんけど、ダナンの小学生は外国人にサインを求める行為が好きらしい。
一部ではテレビで放映される韓流スターの影響があるのではということ…分かるような分からないような。
>韓流スターの影響
というか、そこ(サイン)だけ切り取んのかよ。

中にはそのサインを四角で囲っている子も。
小学生って…ワンダーランドッ……!

それにしても、

どんだけ嬉しそうにサイン求めるねんな。

下へ降りて、

別れを告げても、

来た!

来た来た!!

それからはもうサイン祭り。
いや、むしろ授業中によく我慢してたね。
何のスイッチが入ってこうなったのか思考プロセスがすごい気になるわ。






あ、あかん…!

これはあかんで!!

ネルソン「逃げろ!」

ネルソン「サインせずに逃げるんだ!!」

ネルソン「このままだと全員がサインをもらうまで終わらないぞー!!!」

小学生「サイン~!」

小学生「サインくでぇ~~!!」

ガシャーン!
小学生「脳みそ…じゃない、サインぐでぇ~~!!」
ゾンビや、完全に血肉の代わりにサインを求めるゾンビや。
最後にちょっとセリフがバタリアン(吹き替え版)になってたけど。
実際のところはサインを断ることが心苦しかったので、代わりに写真を撮りながら脱走を図っていました。
子供たちは撮られることも好きなので、これはこれで満足してくれたようです。
折角、子どもたちの良い笑顔が撮れたので、その写真をいくつか紹介したいと思います。






最後に一枚…。

おめーはどんだけサインだけ欲しかったんだよ。
GET終了まで、あと1日ー。